超簡単!AWS EC2を作って遊んでみよう

IT

・サーバの機能検証をしたい人
・IT系の勉強を実機を使ってやりたい人
・今から新しくサービスを作ろうとしている人

最近、IT業界でホットなAWSをご存知でしょうか?
AWSは、「Amazon Web Service」の略で、皆さんご存知のAmazonが提供しているサービスです。
Amazonで物を買ったことのある人も多いのではないでしょうか?

AWSのサービスでは、Amazonで物を買うとのと同じくらい簡単に、多様なサーバを作成することができるので、勉強中の方や実際に何かサーバーを作ってサービス提供したい人にもオススメできる環境です。

実際の私のこのサイトもAWSを使用して作成しているくらいです!
今回は、サーバーの作り方をご説明しますので、是非作って遊び倒してみてください。

AWSマネジメントコンソールにログインする

それでは、さっそく作り始めましょう。
まずは、AWSのマネジメントコンソールにログインしてみましょう。

ログインの方法は以下のURLで、<アカウントID>の箇所をアカウント作成時に発行されるAWSのアカウントIDに変更して
アクセスしてください。

ポイント

▪️ログインURL
   ”https://<アカウントID>.signin.aws.amazon.com/console”

すると、下の画像のようなログイン画面に遷移すると思います。

 

ここであなたのIAMユーザーでログインするとAWSマネジメントコンソールに行けるようになります。

 

EC2を作成してみる

今ログインしているマネジメントコンソールですが、AWSが提供する各種サービスへアクセスするための
案内窓口のような役割をしています。

そのため、ここでAWSサービスを直接操作することは無く、各サービスのダッシュボードに遷移することになります。
今回もEC2作成のためEC2ダッシュボードにアクセスしましょう。

EC2ダッシュボードにアクセスする

EC2ダッシュボードへのアクセス方法は、画面中央上部のサービスをクリックします。
すると、図のようにサービス一覧が出てくるので、「EC2」をクリックしましょう。

 

これでEC2ダッシュボードに移動できるので、作成を開始します。

各種パラメータを入力してEC2を作成する

EC2ダッシュボードの中央に「インスタンスの作成」というボタンを押しましょう。

インスタンスは和訳すると「実態」という意味になり、AWSではサーバーのことを指すと思ってください。作成したサーバーのことを
EC2インスタンスと呼ぶことも多いです。

    1. Amazonマシンイメージ

      作成開始を押すと以下の画像のページに遷移します。
      ここのページでは、AMI(Amazonマシンイメージ)を選択します。AMIというのはOSのことで、EC2インスタンスではここで選択したOSのイメージをもとにサーバを作成してくれます。

      なので、使用するOSのAMIを選択するようにしましょう。
      ここでは、「Amazon Linux 2 AMI (HVM), SSD Volume Type」を使用します。

      他にも「Windows Server」「Red Hat Enterprise Linux」「CentOS」「Ubuntu」等も使用可能です。

    2. インスタンスタイプの選択

      次にインスタンスタイプの選択をしましょう。

      インスタンスタイプというのが使用するサーバの性能を決定づけるものになります。
      EC2インスタンスでは、サーバの性能を決定づけるCPUメモリの値はタイプによって決められています。
      例えば、「t2.micro」のタイプでは、CPU数は「1」、メモリは「1GiB」となります。
      (各タイプの詳細はこちらのAWSサイトに記載されていますので参照下さい。)

      特に高負荷のかかる使用目的でなければ、無料利用枠の「t2.micro」を選びましょう。性能が不足し始めても、EC2であれば簡単に増強も可能です。

    3. インスタンス詳細の設定

      次に作成するEC2インスタンスの詳細設定を決めます。

      詳細設定ということでパラメータが多いように見えますが、基本的に変更する必要にない設定値が多いです。
      特に使用目的にこだわりのないサーバであれば、次の手順に飛んでも可です。

      設定項目 設定内容
      インスタンス

      作成するインスタンスの数です。
      同じサーバが何個も欲しい場合は変更しますが、そうでない場合はデフォルトの「1」で問題なしです。

      購入のオプション

      スポットインスタンスの利用有無です。
      うまく使用すると費用を抑えることが可能ですが、タイミングによってはサーバが使用できないというデメリットもありますので、デフォルトのままチェックは入れないようにしましょう。

      ネットワーク どのVPCに作成するかの選択です。
      自身でVPCを作成し、ネットワークの管理を行う場合以外は特に変更は不要で、デフォルトのままにしましょう。
      サブネット サブネットの選択です。
      ここでは同時にアベイラビリティゾーンというEC2が動くデータセンター群をどこにするのかをきめられます。
      ただし、利用者からは「1a」「1b」のような割り当て記号のみで、冗長性を気にする場合以外は
      特に選択はいらないのでデフォルトにします。
      自動割り当てパブリックIP こちらが必須項目になります。
      この設定は作成したEC2にパブリックIPを割り当てるかの設定となり、インターネット経由でサーバに接続する場合は必須となりますので、「有効」にしておきましょう。
      配置グループ プレイスメントグループに配置するかの設定になります。このグループに配置されたサーバ群は
      低レイテンシーなネットワークに配置されるため相互のネットワーク疎通が早くなります。
      後で設定することも可能なので基本的にデフォルトのチェックなしでOKです。
      キャパシティの予約

      AWSのリソースは全世界の人間と共有されているため、EC2インスタンスは他の使用者によりリソースをすべて使いきられていた場合、サーバが起動できないという事象が稀に発生します。
      こうなるとリソースが空くまで待つ必要があるので、それを防くのがこのキャパシティ予約です。リソースを予約しておくことで起動分を常に確保できます。ただし、値段も高くなりますので、この設定もデフォルトのままで問題ありません。

      IAMロール 作成したEC2インスタンスがAWSのリソースにアクセスする場合は、IAMロールというユーザーが作成した権限を割り当てることができます。
      例えばAWS S3の使用権限をもつIAMロールをここで設定するとこのサーバは自身のアカウントのAWS S3にアクセスできます。
      通常利用では設定しておく必要がない項目なので、デフォルトのままにしておきましょう。
      シャットダウンの動作 サーバーのシャットダウン時の動作を変更できます。
      通常はデフォルトの「停止」にしましょう。もし、一度しか使わず停止と同時にEC2インスタンスの削除もしたい場合は、「終了」を選択することも可能です。
      削除保護の有効化 EC2インスタンスがAWS CLIというコマンドやEC2ダッシュボードからも結構簡単な手順で削除できてしまいますので、削除保護をかけることができます。
      削除が面倒になるので有効にしない場合も多いですが、企業でサービス提供するようなサーバーでは誤って削除されないようにチェックを入れて有効にします。
      モニタリング 作成したサーバはAWS CloudWatchサービスにより、CPUやメモリの使用量をモニタリングしてくれています。
      無料利用枠として5分間隔でモニタリングされていますので、基本的にデフォルトで問題ありません。このチェックを入れることで1分間隔に変更できますが、1分間隔のモニタリングは有料となるため、無料利用枠からは外れてしまいます。
      テナンシー AWS EC2インスタンスは他の利用者のサーバー同じ筐体を共用利用しています。
      通常利用では問題ないので、デフォルトの共用で問題ないです。
      企業などでは、使用するソフトウェアライセンスの条件で共有筐体を使用できないことがあるため、その場合などで使用されます。
      Elastic Interface 使用するEC2インスタンスのGPUを追加することでDeepLearningなどの人工知能学習の計算をより早くすることが可能になります。人工知能系の学習のためにサーバーを作成する場合以外は不要なのでデフォルトのままで行きましょう。
      T2/T3無制限 この設定は使用すると急激なCPU使用率上昇を感知してCPU性能を上げてくれます。
      便利な機能でもあるのですが、性能が上がっている時間は課金されるため基本的にはデフォルトがよいです。
    4. ストレージの追加

      サーバーに取り付けるストレージの設定です。

      OSを入れるためのストレージとして必ず1つは必要となります。更にデータ用のストレージをサーバに追加したいなどがあれば、「新しいボリュームの追加」で可能です。

      ちなみにここで設定を忘れたり、後で追加が必要になった場合でも簡単に追加が可能なので、必要に迫られてから追加で構いません。特にこだわりがなければ、デフォルトのままで進みましょう。

    5. タグの追加

      作成したEC2インスタンスにタグをつけることができます。

      多くの数のインスタンスを作成するような環境では、何のEC2インスタンスだったかわからなくなりがちなので、タグをつけてわかるようにしておきます。最低限必要なものとしては、「Name」タグはつけておくようにしましょう。
      「タグの追加」を押すと、タグの設定が可能です。

      設定項目 設定内容
      キー Name
      値: <お好みの名前>

      セキュリティグループの設定

      作成するEC2インスタンスのセキュリティに関する設定です。

      どのIPから、どのポートに対して接続可能かの設定になります。この設定は、サーバー使うソフトなど大きく変わってくるため、細かく設定使用とするとかなり難しい設定になります。
      ただし、サーバーに入ってお試ししてみる分にはデフォルトで入っているものだけで十分です。

    6. インスタンス作成の確認

      この画面が設定した値の確認画面になります。
      最悪、設定し忘れがあっても、基本的には後で設定しなおせるので「起動」ボタンを押してしまいましょう。

    7. キーペアの作成

      起動ボタンを押すとキーペアに関する画面が表示されます。
      このキーペアというのがサーバに接続する時に重要となります。

      初めてこの画面に来た場合は、「新しいキーペアの作成」で、好きなキーペア名を入れて「キーペアのダウンロード」を行いましょう。ダウンロードされた「<キーペア名>.pem」大事にわかる場所に保管しておきましょう。

      2回目以降の方は、以前に作成したキーペアが選択できるはずなので、そちらで大丈夫です。
      ただし、「<キーペア名>.pem」をなくしてしまった場合は、サーバーにログインできなくなってしまいますので注意が必要です。

サーバにアクセスしてみる

ようやくEC2インスタンスの作成が完了したので、実際にサーバーのアクセスしてみましょう。

まずは、作成されたサーバーのIPアドレスを確認しましょう。
EC2ダッシュボードの「インスタンス」から作成したEC2インスタンスの情報を確認できます。

一覧から作成したインスタンスを選択して、画面下のIPv4パブリックIPを確認しましょう。
このIPアドレスで、ご自身のパソコンから接続可能となります。

確認したIPアドレスをTeraTermに指定してログインしましょう。
設定する情報は以下です。

ポイント

ホスト:<確認したIPアドレス>
ユーザー名:ec2-user
鍵:RSA/DSA/ECDSA/ED25519鍵を使う
秘密鍵:<キーペア名>.pem

 

まとめ

これでお試しサーバに接続ができました。
あなた専用のサーバーなのでお好きな用にいじくり倒してみてくださいね。

もう1台足してみると複数サーバでのやり取りなんかもお試しできたりしますし、
Apache HTTP Serverと呼ばれるWebサーバをインストールしてあげるとWebページの作成なんかもできちゃいます。

思ったより簡単に作成できることもわかったと思いますので、
壊してみるつもりでお試ししていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました