恥ずかしいシーンが見れない共感性羞恥とは?特徴と原因を解説

ヘルス

皆さんの中にも共感いただける人は多いのではないでしょうか?

ドラマを見ていて、主人公が失敗したり恥をかくシーンが流れそうになると、見ていられなくなってチャンネルを変えてしまうことはありませんか?

ドラマでは、どうやっても「起承転結」があるので、主人公に何か事件が起きるのが常ですので、それがいやになって今ではドラマが見れなくなってしまいました。

そして、これはドラマだけにとどまりません

アニメでも、同じように主人公が一度「転」んで、そこから復活!見たいな展開が多いので、あまり見ることができないんですよね。

最近はもっぱら日常的な起承転結の無いアニメばかりを見てしまうようになりました。

このように、他人の恥を自分のことにように感じてしまうことを「共感性羞恥」といいます。

数年前に一度流行ったようなのですが、まったく同じように感じる人がいることがうれしくて特徴や原因を調べてみました。

共感性羞恥とは?

はじめに書いたように、「共感性羞恥」とは、テレビなどで他人が恥をかいている様子を見ると自分が恥を書いているように感じてしまうことを言います。

この現象は現在、心理学でも研究中ということもあり、特に病気にカテゴライズされていません。

本人も他人のことだとわかってはいるのですが、まるで自分のことのように感じてしまい心がつらくなってしまいます。

また、共感性「羞恥」とありますが、何も恥ずかしいことにだけ共感するわけではなく他人が怒られているシーンや理不尽に責められているシーンも同様に共感してしまう人もいます。

「羞恥心」「罪悪感」「屈辱感」は、自己のみではなく他者との関係性の中で経験するものと考えられており、日本において5歳児、小学4年生、青年に対して行われた調査で、共感性の高さとの相関が見られています。

共感能力が高い人間ほど、「羞恥心」「罪悪感」「屈辱感」は感じやすいと言えます。

ポイント
    • 羞恥心
      否定的な自己像が他者に露呈したことで感じるもの
    • 罪悪感
      自己の行いが他者に害を与えたと他者の心理に共感することで感じるもの
    • 屈辱感
      他者によって自己が傷つけられたときに感じるもの

どんなときに感じる?

特に共感性羞恥を感じると言われているシーンを挙げてみます。

  • ドラマやアニメの登場人物が失敗したとき
  • ドキュメンタリーで、過去に起こった失敗談を語っているとき
  • お笑い番組で芸人がスベッているとき
  • 会議などで他人の的外れの発言の後に「シーン」と静寂になったとき
  • ドッキリなどで芸人が理不尽に怒られる企画のとき
  • 電車で中高生が自慢げに間違った知識を披露しているのを聞いてしまったとき

例を挙げだすとキリが無いですね。

テレビや映画だけでなく現実生活の中でも他人の恥ずかしいシーンを見ると共感してしまい、途轍もないやりきれない気持ちでその場から逃げ出したくなります。

もしかしたら、自分の黒歴史を思い返したときに近い感覚かもしれません。

「過去の自分がやらかしたこと」を思い返すとすごく恥ずかしくなりますよね。

その感覚が「過去の自分」ではなく「他人」に対しておこる状況と思ってもらうと想像しやすいかもしれませんね。

原因は?

共感性羞恥の原因は実はまだわかっていません。

一説では、他人への共感性の高さが原因となり、他人の恥を自分へと置き換えてしまうのではないかと言われています。

実際に、他人の恥ずかしいシーンを見たときは、「自分ならこうするのに」「何でそんなことをするんだ」と考えてしまっています。

ドラマの物語や他人の話しだと、どうやっても自分の思った方向に修正されることは無いので、やりきれない思いが募ってしまい、「悶々」と苦しみ目をそらしてしまうようです。

また、恥をかくことに対して強い恐怖感を持っている人も共感性羞恥になりやすいようです。

羞恥心への恐怖感から、その物語に対して強い拒絶感から「同じような恥ずかしさ(=やりきれない気持ち)」が発生します。

まとめ

共感性羞恥は、前述したとおり特に病気というわけではありません。

なので、治療が必要ということもありませんが、面白いドラマを他の人のように楽しめないのは少し悲しいですよね。

かと言って無理してみるのは精神的に厳しいので、他人は他人と割り切れるようになるといいのかもしれませんね。

人によって、共感性羞恥を感じる度合いは異なったり、「このキャラなら大丈夫」といったように例外が存在する人もいるようなので、そこから研究が進んで原因がわかると良いですね。

もしかすると、いつか高所恐怖症や集合体恐怖症のような心理的な病気としてカテゴライズされる日も来るかもしれませんね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました